株式会社丸開鉄工 様

少数精鋭で取り組み、経営改善とともに人材育成も実現

事業内容建設機械部品製造業
代表者代表取締役社長 丸開 和夫 氏
本社所在地石川県小松市工業団地1丁目86
創立年1971年
従業員数14名
ホームページhttps://www.marukai-tekkou.co.jp/
認証レベルエコステージ1(2009年3月取得)
エコステージ2(2010年3月取得)
エコステージ3(2016年3月取得)

主な環境活動項目

(1)社員全員が安全で、安心して働くことのできる職場環境をつくる
(2)5Sによる、快適職場環境の整備
(3)ムダの削除による生産性の向上(品質、予防保全、現場改善、在庫)
(4)生産管理システムの活用・定着による、納期達成率の向上活動
(5)省エネルギーの推進
(6)省資源の推進

背景・課題

経営体質改善を目指し、環境改善から本業強化へ

丸開鉄工様は、トラニオンやクラッチハウジングなど建設機械部品を主力とした機械加工部品の製造を行っている会社です。
2008年のリーマン・ショック時に、国内仕事量の減少や海外メーカーとのコスト競争激化により、収益力の確保が経営課題となっていました。
また、取引先からは、従来からのQCD改善に加え、総合的な企業体質改善を求められていました。そこで、エコステージがこうした課題を解決し、環境だけでなく本業の改善にもつながる活動であることに着目し、認証取得に向けた取り組みをスタートしました。

活動内容

ムダ取り改善活動に注力し、全社員参加の会議を開催

同社では、少数精鋭による創造性、独創性を発揮した「ものづくり」を経営理念に掲げていることから、その基盤となる[S:安全、L:法律、Q:品質、D:納期、C:コスト、M:モラル、E:環境]に対応した各活動をエコステージをベースに展開。特にムダ取り改善活動においては、不良品を作るムダ、製造工程のムダ、在庫のムダ、設備修理費のムダなど、環境の視点から本業の改善につなげました。
また、TQM活動月例会議や全社品質会議では、新人から熟練工まで全社員が参加するなど、数多くの社員のアイデア、ノウハウが活かされ、改善活動を進めていきました。

効果

社員の経営参画意識が向上し、改善スピードが高まる

エコステージの特徴である全社員参加型の改善活動により、社員一人ひとりに経営理念や経営課題が共有され、経営参画意識も向上しました。
具体的には、経営課題に対する目標値及びプロセス管理を実施。活動前に比べて、その進捗状況や目標達成状況が毎月全社員に周知されるようになり、PDCAのサイクルも確実に回るようになりました。
その結果、ムダ取り改善件数や各種改善効果も年々向上し、改善スピードも高まりました。こうした取り組みが評価され、2017年度日本品質奨励賞TQM奨励賞を受賞しました。

今後の計画

これからの少子高齢化社会を見据えた場合、企業にとっては人材不足や生産性の向上が大きな課題になります。エコステージ活動でも、人材育成と生産性向上が重要課題と捉え、全員参加による経営改善をさらに進化させ、個人の創造力+和の創造力の実現を目指しています。

担当評価員からのメッセージ

「13人のプロの集団」。同社が2017年度日本品質奨励賞TQM奨励賞を従業員数最小で受賞した時の審査員の言葉です。経営指標の公開により、全社員が経営に関わる意識を持つことができ、身近な改善に継続的に取り組むことで、経営改善と人材育成を同時に果たしています。

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